「今はキャバクラで働いているけれど、ガールズバーにも興味がある……」
「キャバクラは正直きつい。ガールズバーってもっとラクに稼げるのかな?」
キャバ嬢の方の中には、そんな思いを持っている方も多いはずです。
夜職の中でも、働いたりお客さんとしてお店に行ったりしたことのない方にとってはガールズバーは謎に包まれている場所でしょう。
そこで今回は現役の人気ガルバ嬢の方に「ガールズバーとは何か」をテーマに最新事情を赤裸々に語ってもらいました!
ガールズバーに移りたい!少しでも興味がある!と思っているキャバ嬢さんは是非参考にしてみてください!
取材した現役ガルバ嬢「みき」さんプロフィール
お名前:みき(仮名)
プロフィール:地方の出身で、高校卒業を機に上京。初めは派遣のアルバイトで生活していたが、夜職を始めたいと思ったことからガールズバーに就職し、現在勤続2年にも及ぶ。サバサバとした性格だが温かみのある接客に定評があり、連日みきさんを求めて多くのお客様が訪れる人気嬢。
ガールズバーってどんなところ?接客の流れは?
キャバ嬢の人は知ってるかもしれないけど、ガルバはお客さんにお酒を作って出して、カウンター越しで一緒に会話を楽しむところかな。
接客はどういう風にするの?例えば新規で来た人とか。
まず欠かさないのは笑顔を絶やさず、名前をちゃんと呼ぶようにしてるよ。それがガルバでは結局一番好かれる。まず「初めまして!」か「失礼します!」から始まるかな。
それってどうやって使い分けるの?
「この人見たことあるな~でも微妙だな」みたいな感じの人は「失礼します」って言ってカウンターに入ってるってこと。ほんとに「失礼します」だけ。知らなくても「あっ久しぶりだね」みたいな感じになる。これは多分連絡先交換がないガルバあるあるだと思う(笑)。いつ誰が来るかとか全く分からないしね。
そうだね、確かに。
だいたい接客ってさ、「いつ会いました?」とか言ってもさ、「ああこの子覚えてないんだな」ってお客さんのテンション下がっちゃうじゃん。だからもし新規じゃなくて来たことある人だったら知ってる体でいく。徐々に記憶を掘り起こすっていうか。
ガールズバーとキャバクラの大きな違いの1つは、何と言ってもやはりみきさんも言う通り「お客様の隣に座らない」ところ。
卓についてからおしぼりを渡すのは共通していますが、ガルバでは名刺交換はありません。中には連絡先交換がある店もあります。
ただこれは都心のお店に多く、近郊のガルバでは一般的ではないようです。
ガールズバーでの接客の流れはまず挨拶してからお酒を作り、お話をして、お会計。明快な流れです。
ガールズバーを選んだ理由は?キャバクラとの違いも!
最初の掴みはやっぱり重要だよね。じゃあさ、みきちゃんがキャバクラじゃなくてガルバを選んだ理由って何だったの?
んー。まず私はこのお店に入った時点で夜職未経験だったからかな。指名制とか怖いじゃん。誰が誰誰を取った、とか。ガルバって指名が無い店が多いから、私でも働きやすいかなって思って選んだ。
実際働きやすい?キャバに憧れたりとかあったりする?
めっちゃ働きやすい!んでキャバに憧れたりとかは絶対ない!(笑)。キャバは横に座って同伴とかアフターとか人間関係とかあって面倒だけど、ガルバってそうそう無いじゃん、そんなの。繁華街じゃない限り。キャバよりガルバの方が自分には合ってるかな、って。連絡とか取りたくないし。
給料は高いもののキャバクラに憧れることはない、と断言するみきさん。
夜業界未経験の女の子だけに限らず、お客様と連絡を取るのが面倒臭いと感じているキャバ嬢の方にもガルバはおすすめかもしれませんね。
前編のまとめ
接客方法はキャバクラとあまり変わりませんが、お客様と一対一で喋り続けるところがキャバクラとはまた違う点でもあります。
「顔を覚えていない」「名前を覚えていない」はガルバ業界ではあるあるのようで、それに対する対処法も人気嬢たちはきちんと持っていますね。
今回はガルバについての基礎の基礎をお伝えしましたが、中編から後編ではもっと内情を深く掘り下げて聞いていきます!
是非次回もお楽しみに!
今日は来てくれてありがとう。早速本題に入りたいんだけど、ガールズバーってそもそもどんな所なのかな?