メイドやチャイナなど、さまざまなコンセプトでお給仕(接客)がされるコンセプトカフェ、いわゆる「コンカフェ」。この記事を読んでいる方の多くは一度は通ったことがある、もしくは働いたことがあるのではないでしょうか。
コンカフェはコスプレをして、ある程度しっかりキャラクターや世界観を作ってくれるだけあり、内部事情の知識に浅い人にとってはかなり未知の世界。
そこでこの記事では知られざる「コンカフェあるある」について、実際に筆者が足を運んで聞いた現役人気キャストへの取材をもとにお伝えします!
コンカフェあるある①:意外と女の子のお客さんも多い
コンカフェといえばメイドカフェのイメージが強いもの。なので男性のお客様が多いのではと思う方も多いかもしれませんが、意外と若い女の子のお客さんも多いです。
中には同じコンカフェやガールズバーなどで働いている同業者に女の子も。ファッションに気を遣っていておしゃれなイマドキの子もいるので、コンカフェの客層も多種多様化しているといえそうです。
コンカフェあるある②:内勤スタッフと仲良くなりがち
もうひとつの知られざるあるあるネタに「内勤スタッフと仲良くなりがち」というものがあります。水商売の世界では、特にキャバクラやガールズバーなどでよく見かけますが、黒服と仲良くなることも多いもの。
それが最近ではコンカフェの世界でも同じことが起きており、内勤の男性スタッフも交えてワイワイと雑談を楽しむ人も多いようです。
コンカフェあるある③:喋りにくいお客さんにはカラオケを勧める
ガールズバーなどでもよくあることですが、「この人とは会話があんまり続かないな…」と思ったお客さんとは距離を置く……いえ、カラオケを勧めて喋りを最大限少なくすることがあるそうです。
確かにカラオケをしていると時間が経つのも早いですし、歌うことだけに労力を割くだけで済みます。さらにはカラオケ代金も頂くことができるので、キャストにとっては一石二鳥なのだとか。
これはコンカフェに限らず夜職系の仕事に共通して使える小技かもしれません。もしお客様との会話に悩んでいるキャストの方がいれば、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。
コンカフェあるある④:キャストはX(Twitter)のユーザーネームに◎◎を入れる
コンカフェキャストさんに話を聞くと、キャストさんのX(Twitter)アカウントには「にゃん」や「てゃ」「~ぴ」などの愛称を使う子も多いといいます。アイコンはホワイトやピンクのフィルターで加工した写真が多いなどの特徴もあります。
歌舞伎町や秋葉原はコンカフェの激戦区ですが、そこではどこのコンカフェでもいわゆる「ぴえん系」のジャンルの女の子のウケが良い傾向があるため、覚えてもらいやすい&好かれやすいのではないでしょうか。
コンカフェあるある⑤:病んでる子が多い
これは取材時に訪れたコンカフェ嬢さんの偏見かもしれませんが、キャストさん曰く「とにかくみんな社不!笑。ちゃんと出勤できない子とか、メンタル病んでる子多め」とのこと。
取材したキャストさんは病んでるタイプの子ではないため、病みがちな女の子が当欠すると代わりに穴埋めの出勤を頼まれることも多いのだそうです。「またかーって思うけど、まあもう半分諦めてる」と溜息。コンカフェにはこうした闇もあるみたいですね。
まとめ
今回はコンカフェあるあるについて、現役で働いている人気キャストさん複数名にインタビューを行ってまとめてみました。
これからコンカフェで働こうと思っている方の参考になれば幸いです。コンカフェの記事は当メディアで他にも取り上げているので、ぜひチェックしてみてください。