お客様との距離を縮めるためにはどっち側に座ればいい?

夜の世界を飛び回る、迷える蝶々なアナタに…。今宵もとっておきの秘技を伝授して参りましょう!

店内ではもちろん、外で食事をする時など、お客さんに対して自分がどの位置に座ればいいのかって、迷ったりしませんか?

上座や下座などの概念を重んじるのであれば、そのルールに則り、出口に近い方に座るのが礼儀となります。

しかし、もし上座も下座も関係なく、ある程度フリーな雰囲気なのであれば、以下のことを意識してみてください。

心臓に近い方に座ると良い

お客様の心を掴みたいのであれば、心臓に近い方、つまりお客さんの左隣に腰掛けるようにしてみてください。心理学の世界において、人は心臓に近い方に座られると、その逆に座られるよりも緊張感から心拍数が増し、相手のことを好きになりやすくなると言われています。

正面に座るのも一見良さそうではありますが、あまりにもお互いの顔がハッキリと見えてしまうので、これだとお客さんに余計なプレッシャーを与えることになってしまうでしょう。やはり、心の距離を縮めたいのであれば、左隣に座るのがベストです。

右利きの場合はご注意を…

多くの人は右利きなので、右手でお箸やスプーンなどを持つと思われますが、お客さんの左隣に座る場合には、肘が邪魔となり、ぶつかってしまう場合がありますので、これには充分気をつけてください。

この時、少し内側を向くようにすれば、角度的にぶつかることがなくなりますし、無意識のうちに「自分に心を許してくれているんだな」と思わせることができますので、効果的ですよ!

クロスの法則で色気を強調

また、お客さんの方にある調味料や、ドリンクや、ペーパーナプキンなどを取ろうとする時、右手を伸ばして普通に取ってしまうのはもったいないですよ。あえて、少し不器用な方の左手で取る方が、セクシーさを強調できますし、お客さんとの身体的な距離も縮まるので、身体をクロスさせるようにひねって物を取るようにしてください。

これは、心理学の世界においてはクロスの法則と呼ばれています。女性であれば、相手と反対側の方の手を伸ばすことにより、胸元も強調できますし、異性をドキッとさせる上で鉄則です。

顔はどちらに向ければ良い?

お客さんの左隣に座る場合、顔の方向は、前を向いていた方が良いのでしょうか?それとも、しっかりお客さんの方を向いた方が良いのでしょうか?

統計的には、顔の右半分、左半分でいうと、左側の方が美しいと言われています。そのため、できるだけ左側の目や頬やアゴのラインを見せるように、しっかりお客さんの方を向くよう意識してみてください。

ただ、これはどちらの顔の方が美しいかという問題に限らず、そもそもお客さんと話しをする時には、ちゃんとお客さんと視線を合わせた方が良いので、そちらを優先してください。

足はどちらに向ければ良い?

お客さんの左側に座る場合、当然、足先は左の方向へ流すように座ってください。普段の組み方の癖などが出てしまうようだとNGですよ!お酒なども入り、相手に心を許し始めてしまうと、こういった無意識の部分でボロが出てきてしまいますので、気をつけましょう。

隣に座るのが変な時は…?

カウンターではなく、4人掛けのテーブルの時など、隣同士で座るのがなんとなく変な時は、どうすれば良いのでしょうか?

この時は、お客さんの趣向に合わせましょう!「隣同士で座ろう」と甘える感じで言って、喜んでくれそうなお客さんなら、高ポイントとなるはずです。

最後に…

お客さんと一緒に食事をする時、どの位置にどのように座れば良いのか、おわかり頂けましたか?是非、実践してみてくださいね。