ホストの色恋営業を体験!キャバ嬢の売上もV字回復?!【潜入取材】~後編~

ホストの色恋営業を体験!キャバ嬢の売上もV字回復?!【潜入取材】~前編~では、ホストクラブで体験する色恋営業が、キャバ嬢の売上げアップや仕事の運気上昇につながることをお伝えしました。

後編は、某ホストクラブの初回で実際に体験した【初回の色恋営業】レポートになります。この記事を読めば、色恋営業の雰囲気をおおまかに掴むことができるでしょう。

また、別のホストクラブでの事例で、色恋営業をリクエストしてもそのニーズに答えられないお店・ホストがいる事例も紹介します。

これらを参考に、ホストクラブでの色恋営業を思う存分堪能して、ますます輝けるキャバ嬢へと変化しちゃいましょうね!

甘い恋人ごっこを上手に演出してくれる

(名刺を見て)お名前なんて読むのですか?

この名前はね、ライターちゃんの前では関係ないからね。
俺のことは「ダー」って呼んで!ダーリンの「ダー」
ライターちゃんのことは「ハニー」って呼ぶね。

ええっ(そんなベタな?ちょっと無理)
いやいや、お名前で呼ばせてくださいよーーー。

はい、「ダー」って言って(ハート)
はい、「ダー」!

ダー……??

ありがと♪ハニー(ハート)
じゃ、もう一回呼んで。
はい「ダー」

ダー(ハート)(なんかどんどん乗ってきたかも?)

大好き、ハニー(ハート)

私も~(意外と楽しい!ノリノリ)

お互い見つめ合いながら、しばし歓談。心地よい時間にうっとり。

いきなりの恋人ごっこは、ホストクラブ初心者には難易度が高いものです。けれど心配はいりません。

上記のようにホスト君が上手にリードしてくれます。それに初回は2人きりの席なので、恥や照れを捨てて思い切り乗っかりやすい空間です。

普段決して使うことのない「ダー」という言葉も、反復により徐々に抵抗が取れて気づけば違和感なく使ってしまいました。ホスト君の上手な雰囲気作りにより心理的抵抗が取れたなら、あとはなりきるのみ。

余計なことなど考えず恋人気分を堪能することで、「ときめきホルモン」「ハッピーホルモン」と呼ばれるPEA(フェニルエチルアミン)が放出してくる感覚がわかります。

PEAのアドレナリン効果で交感神経が活性化されると、黒目が大きくなり瞳がキラキラしかわいく見えます。

この感覚を体で覚えて、お仕事に生かしちゃいましょう。

イケメンから口説かれる

ホストクラブ歴まだまだ浅いんですが、すっかりはまってしまいました。
ホストクラブを訪れるまでは、偏見だらけで「あいつら社会のゴミ」くらいに思ってたんですが、実際話してみるとみんな本当に普通の男の子で。

筆者ちゃんにとって、ホストは男としてありですか?

そうですねー、最初は全く眼中にないというか次元が違う人達と思ってましたが、今はありかなしかで言えばありかな?(積極的にありというわけでもない)

うわーっ、よかったぁぁぁ!(嬉)
じゃ、僕にも可能性があるんですねっ(お目々キラキラ)

(やばい、眩しい)ええっ、とんでもない。こんなイケメンとなんてありえないじゃないですか。あはは。

僕は筆者ちゃんが好きです。もっと筆者ちゃんを知りたいので色々聞かせてほしいです。

嬉しい!ありえないってわかってるけど嬉しいもんですねぇ。デレデレ。

僕は筆者ちゃんがいいんです。
筆者ちゃんかわいい(お目々キラキラ)

(何、この懐かしい感じ?ピュアだった遠い昔を思い出す)ニヤツキが止まらない。

さすが人気のホスト君、彼の疑似恋愛の世界に自然に筆者を巻き込みます。

思えば筆者の若い頃はまだ、こうした真っ直ぐストレートに思いをぶつけてくる男性はいたものです。近年、若い男性は恋愛の関心が薄れ、傷つくのを恐れて恋愛には受け身な傾向があることからも、男性が最初から積極的に好意を伝えることはそう多くはないはず。

しかし、ホストクラブでは出会った瞬間に恋に落ちた演出をしてくれ、日常では味わうことのないドキドキを体験させてくれるのです。さらに、疑似とすらも感じさせないくらいのテクニックはさすがプロ。

キャバ嬢さんならついつい冷静に、営業だからとかありえないしとか考えてしまうもの。ここは余計なことは一切考えず、一目惚れで口説かれる自分になりきってしまいませんか?

どうせ遊ぶなら、この目の前のイケメンが恋に落ちてしまうくらいの魅力が自分にはあると、脳内にしっかり叩き込むのです。全ては自分の売上アップのために。

「自分はきれい」「自分は魅力的」と一人むなしく唱えるよりも、イケメン男性からの直接の褒め言葉のほうが、何倍も女性を美しくしてくれます。自分に自信を持つために、ホスト君が創ってくれた世界にどっぷり溶けこみましょう!

イケメンたちに取り合いをされる

歓談中、次のホストくんがスタンバイにやってくる。もう交代の時間になりました。

えっ、もう交代?なんか僕のときだけ時間が短い気がする涙。もっと筆者ちゃんと居たいのにAずるーい。

(Bに)はい、交代。交代。行って行って。
筆者ちゃんの笑顔とってもかわいい。スタンバってたときずっと見とれてた。
早く横に座りたいって待ちきれなかったから、Bとの時間短くなったかもしれないけど、ごめんね。

えー、見てたんですね。

楽しそうにしてたからちょっと嫉妬。

これは。イケメンに取り合いされている感覚っ。うっとり。

甘い恋人気分、一目惚れで口説かれに続き、イケメンホストたちから取り合いをされるシチュエーションまで味わえます。

キャバ嬢さんは、ときにお客様同士の自分を取り合う静かな戦いに頭を悩ませることがあるかもしれませんが、ホストクラブは架空の世界。

男性同士のトラブルなど気にすることなく、思い切りモテモテ気分を堪能できるのです。

他の女性の目や人間関係などのめんどくさいことが一切なく、何も気にせずモテ体験に没頭できます。むしろもっと取り合っていいのよ、とすら思ってしまうくらいに。

様々なシチュエーションでの疑似恋愛を楽しめる、まさに女性のためのテーマパークがホストクラブです。

色恋営業をしないホストやお店もある

今回初回でお邪魔したお店は、色恋営業を思い切り楽しめるまさしくThe・ホストクラブ。

しかし、お店やホストによっては色恋営業をしない場合もあります。

担当3、聞いてー。某店に行ったらたくさん色恋営業してもらったよ。
お手々握って愛の告白までも!

良かったですね。ライターちゃんずっと色恋やってみたいと言ってたもんね。
で、僕は暇してるのでこっちにも飲みに来てくださいよ。

もう行きませんよ!担当3くん、ちっとも色恋してくれへんかったやん。

それは仕方ないですね涙

私も色恋してみたいの。

恋愛という感情を持ってたときから、時が過ぎすぎて感覚がわからないですね。
けど普通にライターちゃんは好きですよ(友達営業として)

普通にって!

このように、とくに営業スタイルを変えないホストくん(もしかするとお店全体かもしれません)もいます。

念願かなってやっと色恋体験できたよ!

ほぉぉぉぉー!よかったやん。ライターちゃんずっと色恋やってみたいと言ってたもんねぇ。

担当2君、こっちがお金使ったから色恋してもらえるって言ってたやん。でも、初回でたくさん色恋してもらえたよ。
とっても楽しかったから、今後こちらのお店にドはまりしそう。

楽しそうやなぁ。
俺も頑張らないとな!

俺も色恋するよとはならないのね。

その後
担当2と出会って5ヶ月。今までそんなことは一切なかったのですが、初めて休みの日の店外を誘われました。

今回は残念ながらお断りしたので真意のほどは定かではありませんが、ライバルの出現やお客様が離れる危機がくると、ホストくんによっては友達営業から色恋営業へシフトする可能性もあります。

営業スタイルに一貫性があるホストだと、後々の変更も難しく様々な営業を楽しめないかもしれません。しかしお客様の好みの変化に合わせて、柔軟に対応するホストもいます。

この見極めは初心者には難しいため、やはりコストパフォーマンスを考えるなら、事前に調査する方が得策です。

一方、事前情報を一切入れずに個人個人の営業スタイルをその場で楽しむのもまたいいものですね。

自分に合った方法を自分で選べるのが、ホスト遊びの醍醐味とも言えるでしょう。

ホストクラブはテーマパーク

ホストクラブはテーマパーク。

全て架空の世界だとわかっていても、その中に一歩足を踏み入れたなら、思い切り楽しみたいもの。

ミッキーの中は人間だし、キャストの笑顔やサービスも報酬という対価があるからこそとわかっていても、その場所では夢の国の人になりきってめいっぱい楽しむのです。やぼな事など一切考えず。

夢の国から出たら日常の生活が待っています。けれど架空の世界の夢の国では、自分がどう感じているか、それだけがリアルです。

他人からどう思われるかや、ホストが内心どう思っているかなど、他人の目を一切介さず、自分が今感じていることのみに焦点を当てる。それが自分軸を生きるということ。

テーマパークでは自分にお土産を買い、日常の生活に戻ってもお土産を眺めて楽しかった気分を味わうことがあるのではないでしょうか。

日常の生活に戻っても、お土産を眺めるたび楽しかった夢の国の記憶を呼び起こして、いつでも楽しい気分に戻るために。

常にご機嫌でいれば、自ずと仕事もうまくいきます。

お土産とは、ホストとのLINE交換だったり一緒に撮った写真だったり。

色恋営業の彼らは、私達が日常の生活に戻っても、恋人のようなLINEを送ってくれます。そのたびにキュンキュンのときめきを呼び起こし、PEAを放出しちゃいましょう。オススメはLINEがマメでLINEが得意なホストくんを選ぶことです。

また、ホスト君たちは快く一緒に写真や動画を撮ってくれます。嫌なことがあって気分が悪くなったとしても、スマホを見てキュンキュンを取り戻してくださいね。

ただし、すぐに会いに行きたくなるという副反応にはお気をつけて。

まとめ

ホストクラブで体験する色恋営業は、キャバ嬢の売上をV字回復させてくれます。

コツはホストのリードに合わせて、思いっきり主役になりきる

日頃、仕事で気を使い頭を悩ませ、キラキラオーラが消えかけていると感じたなら、ときめきホルモンを大放出させるためホストクラブの色恋営業体験をしてみては?また、できるホストの接客術は、大いに参考になるはずです。

キャバ嬢の仕事能力アップの手段のひとつに、ぜひともホストクラブを検討してくださいね。

ABOUT US
中谷まり亜
産業保健看護師。産業カウンセラー、心理カウンセラー。大阪在住フリーライター。昔々場末のスナックで水商売デビューをするも早々にクビを言い渡される。その後お客様の紹介で北新地に移動しナンバーワンホステスとして才能を開花。現在はフリーのライターとして主にホストクラブを取材。使った額は年収以上?!まれにホステスバイト。多くのナイトワーカーの頼れるアネキを目指している。