元中卒ホストのシャンパン会社社長に聞く!【ナイトワーカーのセカンドキャリア】前編

現役キャバ嬢や現役ホストの皆さま、日々のお仕事お疲れさまです。

さて、水商売キャストも長く続けられるものではないし、将来どうしようと時々ふっと不安がよぎることはありませんか?
長く夜のお仕事に従事していると昼職に戻っても、さまざまな問題に頭を悩ませ再び夜に戻る事例は少なくありません。その理由のひとつに水商売の経験しかなかったことがあげられます。

それならば水商売で培った経験をもとに、ナイトワーカーの力になる仕事をしようと考えたのが株式会社sky社長。

今回は日本に3店舗しかないアルマンド代理店の会社をおこした元ホストで現役時代は代表取締役の座にのぼりつめた株式会社SKY社長に、その軌跡と成功の極意を伺ってきました。

中卒からホストへ。ホストから会社経営者へと華々しく成功をおさめたsky社長の成功者のマインドをじっくり堪能してくださいね。

関連記事:【おろしてほしいお酒No.1アルマンド】シャンパン会社の社長に直撃取材!~前編~

     【おろしてほしいお酒No.1アルマンド】シャンパン会社の社長に直撃取材!~後編~

【株式会社sky社長】中卒で現場の仕事に就いたのち18歳でホストデビュー。グループの代表取締役社長となり30歳で引退。その後BARを経営し36歳でシャンパン卸業アルマンド正規代理店「株式会社sky」の経営者となり現在に至る。

本記事は2021/11のインタビューをもとに作成し2022.8に公開したものです。

人とのご縁が会社設立のチャンスを運んでくれた

ライター

日本に3店舗しかないアルマンド代理店会社の社長になった経緯を教えてください。

sky社長

僕はお酒が飲めなかったので、30歳を機にホストをあがろうと決めてました。ありがたいことに某グループの代表取締役社長の役職をいただき、ホスト人生でそれなりの結果を残すことができたんです。

だからすっぱりホスト業界を引退しました。ただ、その時点ではホストを辞めるとしか決めてなくて、次に何をするかなんて一切考えてなかったんですよ。

ライター

普通、次に何をやるかが決まってから仕事を辞めそうなものですが、社長は随分思い切りがよかったのですね。

sky社長

辞めたものの、やりたいことがなかった。だからといってやりがいのないことやおもんないことはやりたくなかったんです。

何も考えてなかったんですが、おもしろそうなことがありそうだなと勢いだけで東京に行ってみました。

そのときたまたま大阪に戻ってきたことがあって、そこでBARをやらないかという話が舞い込んできたんです。

カクテルの作り方もわからないし、お酒が飲めないからBARにもほとんど行ったことがなくて何もわからないのに、おもしろそうやなというだけでその話にのっかったんですよ。

ライター

わざわざ東京に行っていたのにおもしろそうだってだけで帰阪してBAR経営?そんな社長がおもしろいやないですか!

けれどそんなんでBARの経営なんてできるんですか?

sky社長

あのカクテル飲みたいと言われても「それが俺わからへんねん」って「そこらへんの飲んどき」と、店の取り分の少ない生ビールをじゃんじゃん飲ませてました(笑)

わからないままBAR経営に飛び込んで、お客様方に教わりながら形にしていったのが本音です。

お客様方にはたくさん助けていただきました。

ライター

普通の人は計画を立ててから行動するけど、社長はまず飛び込む。そしてやりながら改善していくのですね。
経営を黒字にするためには中抜きの額が高いお酒を用意しておすすめするのがセオリーだと思いますが、BARは廃業になったんですか?

sky社長

それが、そんな儲けのない日々の中で、当時ご縁があった取引先の酒屋の社長からハニートラップというスパークリングワインを取り扱う話を持ってきていただいたんです。

儲けてなくてかわいそうやなとでも思われてたのかもしれませんね(笑)

ハニートラップは、ボトルを揺らすと22Kの金箔がキラキラと舞うスパークリングワインで、ラベルは鍵の形になっているのですが裏から見ると鍵が鍵穴にぴったり重なる仕様です。

sky社長

このスパークリングワインを会社専属のものにしないかと話をしていただきました。

ホストで培ったシャンパンの知識があるしコネもある、夜をターゲットにしてなにかやりたいなと思っていたけど酒屋は在庫を抱えるからやりたくないと常々ぼんやり考えていたんです。

そんな僕にピッタリな話が舞い込んだと、この話にのりました。

将来性ある 夜の世界はなくならないし おもしろそうってだけなんですけどね。

ライター

常々こんなのやりたいと考えていたら向こうから話が舞い込んできた!それならもしかしてアルマンド代理店の話も……。

sky社長

はい、たまたまご縁がある方からお話をいただいたんです。

ライター

一見無謀なまでの思い切りの良さや先のことを考えずただおもしろそうだけの感性に従う社長の、おもしろい人柄に魅せられる人は多いのでしょうね。いい話があると持って行きたくなってしまうような

sky社長

中卒で現場の仕事についたときも人が話を持ってきてくれた。ホストの世界に飛び込んだときもそう。代表取締役の結果をだせたのもそう。

いつもだれかが手を差し伸べてくれていた。

だからずっと感謝しています。

ライター

社長のお話を伺うと、オラオラ系の見た目とは反対に常に人への感謝の思いがにじみ出ていますね。キーワードは感謝のような気がしています。

元ホストとして会社を起こして苦労したことは

ライター

会社を起こしても元ホストだからこそ苦労経験も多いのではないでしょうか。学歴や世間の目などが足かせになって困ったことはありませんか?

sky社長

実はないんです。

ライター

うそやん!そんなのうそやーーーん!

sky社長

本来お酒を保管する倉庫を作らなきゃならないのですが、ご厚意で酒屋に在庫を置かせてもらっているんです。

戦略として正しいのかはわからないけど、酒屋に在庫を抱えてもらい、そこから仕入れたものを売ってる。そういう契約にさせていただいています。

とてもありがたいですし、自分でも運があると思っています

だからこそ、これから自社製品のシャンパンを作ってお世話になった方に恩返しをしたいんです。

今後フランスに行きますが、まずはフランス人との交渉からはじまる。そういう意味で苦労はこれからですね。

ライター

成功者のみなさんって、自分は実力があるんじゃなくて人さまのおかげだとか、たまたま自分に運が味方したとかおっしゃるんですよね…。謙虚。

で、自社製品のシャンパンをつくるのですか?

sky社長

ハニートラップとアルマンドは自社の製品ではありません。

アルマンド社がワイナリーからおろしたものを、代理店であるわれわれがおろしているんです。

今後はフランスで畑を耕してぶどうから作り、22~24年間寝かせた自社オリジナルのシャンパンを作りたい。

今はスパークリングワインであるハニートラップを 安くで仕入れて安くで売っていますが、この実績がフランスで交渉する材料になるんです。

将来的にはここでしか取り扱えないシャンパンを作ります!

ライター

はたからみたらきっとご苦労なことも多かったはずですが、社長のようにひたむきに目標に向かって走っていると、道中の苦労も楽しみとして捉えられるのでしょうね。

そして社長のような成功者マインドだと、これから苦労すると予想していることもきっと多くの人の手助けによって解決されていくのでしょう。

まとめ

今回、元ホストで現株式会社sky社長のお話をうかがって、成功者マインドがたくさんちりばめられていたと感じました。

ライターはそれを「感謝」「思い切りのよさ」「おもしろがる」ことだと感じましたが、皆さんにはどう映ったのでしょうか。

後編はsky社の看板商品ハニートラップを世に広めるための戦略のノウハウや裏話、新事業着手の方法など役に立つお話盛りだくさんです。お楽しみに!

元中卒ホストのシャンパン会社社長に聞く!【ナイトワーカーのセカンドキャリア】後編

に続きます。