服がきつい!ヤバい痩せなきゃ!
もはやダイエットとの戦いが仕事になっているキャバ嬢の皆さん。食べなすぎて体調を崩したりストレスで病んだりしていませんか?
大好きなお肉を毎日食べてもOKで、空腹を我慢することなくって、お酒だってガンガン飲んでいいのに脂肪だけが落ちるとしたら?
そんな夢のようなダイエットがケトジェニックダイエットです。
前編ではケトジェニックダイエットの概要についてお伝えしましたが、本編はいよいよその詳細に迫ります。
お客様との同伴もアフターも怖くない。ストレスなく余分な脂肪を燃やして、身も心も美しいキャバ嬢になり大きく売上を伸ばしましょう!
ケトジェニックは痩せるあぶらを摂る
1日の摂取カロリーの60%を脂質で摂るのがケトジェニックダイエット。
脂質には、すすんで摂ったほうがいいものと避けた方がいいものがあります。
脂質を多く摂らないといけないからといって、避けたほうがいい食材ばかりを摂っていたら確実に失敗します。
また、1日に必要な摂取カロリーが足りていない場合も失敗するのです。
怖がらずに痩せるあぶらをたくさん摂りましょう。
痩せるあぶら
MCTオイル
素早く吸収され、すぐにエネルギーに変わるため、スムーズにケトジェニックに移行してくれる代表的な食材です。
くるみ
オメガ3脂肪酸という良質の脂質が多く、ダイエット中不足しやすいビタミンEやマグネシウムや食物繊維も豊富です。
よくない油で炒ってあるものがあるから油不使用と書いているものを選んでね。岩塩やシーソルトをかけて食べるとおいしいし、不足しやすい塩分やミネラルも補給できるよ。
アボガド
世界一栄養価の高い果物としてギネスにも登録されているほど優秀な食材です。アボガト1個で約30gの脂質を摂ることができます。
アボガトは1日半分が適量だと言われているけど、脂質をたくさん摂る必要のあるケトジェニックダイエット中は気にしないでOKよ。
グラスフェッドバター
普通のバターよりオメガ3脂肪酸の量が普通のバターの5倍も含まれています。また、痩せ腸をつくるための腸内フローラに有効な脂肪酸が400種類も含まれています。
普通のバターより値段が高いのがデメリット。無塩タイプを選んでね。
あぶら身の多い魚
魚のあぶらはDHAやEPAが多く含まれる良い脂質です。サバにはとくに多く含まれていますし、サーモンはアンチエイジング作用のあるアスタキサンチンが豊富です。
サバの脂質は100gで12g,まぐろなら100gで29g!
お刺身は積極的に摂りたい食材。ただしあぶは酸化しやすいから、新鮮なものを選んでね。
ナチュラルチーズ
ミルクを自然に発酵させて固めているので乳酸菌も生きています。乳たんぱくも摂れるので間食にもおすすめ。プロセスチーズは加熱し乳化剤を加えてあるので乳酸菌も死滅しているため、積極的には摂らなくてOK。
牛乳でお腹がゆるくなる乳糖不耐性のある人はチーズも控えてね。
太るあぶら
サラダ油、キャノーラ油などの植物油
オメガ6脂肪酸が多く含まれているので避けましょう。オメガ3とオメガ6は食事から摂らなければならない栄養素ですが、大切なのはそのバランス。精製された植物油はオメガ6の量が多くなってしまいます。そのためスムーズに痩せる体になりにいのです。
あぶらを摂りすぎると太るけど、オメガ3の成分は逆に脂質の代謝を整える効果があると学会でも発表されたよ。今や痩せるあぶらとも言われているの。
サラダ油などでオメガ6が多くなると、逆太りやすくなるから気をつけてね。
火を入れる料理には、ココナツオイルやオリーブオイルを使うといいよ。
マーガリンやマヨネーズホイップクリーム
トランス脂肪酸は体によくないことは厚生省でも発表されています。ケトジェニックダイエットでは脂質を多く摂ることになりますが、トランス脂肪酸が増えると動脈硬化などのリスクに繋がるので避けましょう。
ダイエットではカロリーハーフのマーガリンやマヨネーズを選びがちだけどじつは逆効果。ほかにもショートニングの入った食べ物は避けようね。
成分表示を見るクセをつけよう。
市販の揚げ物
市販の揚げ物は安価な植物油で揚げていて、時間も経過しているため酸化しています。酸化した油は太る油、老ける油とも言われています。たっぷりのサラダ油で揚げたフライドポテトやフライドチキンは避けましょう。
市販の揚げ物は味付けも濃くて食欲が増しますね。
食べたいのを我慢するとストレスが溜まりやすいから、食欲が起こりにくい食べ方をするのが成功の秘訣。
その点でもケトジェニックはおすすめ!
たしかに今までは食欲を我慢するから続かなくて、リバウンドで爆食いしちゃってたわ。
罪悪感ハンパなくてよけいストレスになって、メンブレ起こしまくりよ。
よぶんな食欲をださない食べ方なら、わたしでも成功しそう!
ケトジェニックで脂質を多く摂る食事例
体重50kgのキャバ嬢が1日に必要な摂取カロリーは2000kcal。ケトジェニック中は133グラムの脂質が必要です。
その一例をご紹介します。
朝
・MCTオイル入コーヒー 5g
・バターコーヒー 4g
・アボガド1個 30g
昼
・サーロインステーキ(100g) 23g
・牛脂(1g) 1g
間食
・温泉卵 6g
・キリクリームチーズ1個 5g
・くるみ10g 6g
夜の同伴酒のアテ
・あん肝(100g) 8g
・サーモン造り 3切れ 5g
・サバの刺身(50g) 7g
・トロ(100g) 14g
・合鴨パストラミ(50g) 10g
帰宅後の手作りスイーツ
・おから蒸しパン生クリームのせ 蒸しパン3g
生クリーム大さじ1 生クリーム5g
合計132g 達成
お酒は、蒸留酒と呼ばれるウィスキーや焼酎なら安心。
ご飯のときは糖質オフのハイボールやサワーなんかがおすすめよ。
糖質の多い日本酒や梅酒、ビールは避けてね。
脂質の量をチェックするにはFatSecretなどのアプリが使いやすい!
まずはこうやって1日に必要な脂質の量を考えるとイメージしやすいよ。
学生時代お勉強のできなかったわたしにもできるのかな?
ちょっと不安よ。
次回はいよいよケトジェニック成功のための実践編です。
吸収が早すぎて、慣れていないうちは浸透圧性の下痢をおこしてしまいやすいです。
まずは1g、朝のコーヒーにミルク変わりに入れて試してみましょう。