「ホストやってみたいけど、自分が本当に働けるのか分からない」
「自分に合った場所があれば働きたいけど、繁華街によって特徴ってあるの?」
「とにかくホストの実情を知りたい!」
このようなお悩みを持っているホスト志望の方は多いのではないでしょうか?
東京都内では歌舞伎町がダントツに有名ですが、ホストを本気でやりたいと思っている方にとっては、自分が売れそうな所であれば全国どこでも行きたい、と思っているはずです。
そこでこの記事では、関東から九州まで多種多様な繁華街を渡り歩いて1000人以上のホストを見てきた方にインタビューを行いました。ホストの卵が検討するべき繁華街とそこに向く人の特徴を解説していきます。
この記事を含めて他には中州・名古屋・ミナミを取り上げるので、第1弾としてまず歌舞伎町編をご覧ください!
今回の取材対象者・ホストオタクさんについての紹介
今回インタビューしたのはこちらの通称「ホストオタク」さん。ホストのオタクでありながらも男性で、自身も現在現役ホストとして働いています。
18歳のときに夜職と出会い、現在に至るまでずっと夜の世界で生きています。
最初は名古屋でホストを始めたものの、紆余曲折あってミナミ、中州、祇園、関内、岡山などもはや全国級レベルでホストを体験。出会ってきたホストの人数は1000人を超えるのだそう。
ホストに関する知見は深く、夜の世界に入ってから数年が経った今も徹底的にホストの研究をしているのだとか。顔出しはNGとのことでイメージ画像でお送りしますが、実物もアイドル級のイケメンです。
歌舞伎町ホストに向いている人その①:圧倒的な上昇志向の持ち主
とにかくカリスマ的な思考を持ってるような人間力の高いプレイヤーがめっちゃ多くて他の繁華街とは桁違いだから、そういう人が向いてるかな?一番はそれだね。
上昇志向が強めってことか。
うん。歌舞伎町は毎年1万人がホスト始めて1万人が辞めるって言われてるから、歌舞伎町で天下を取るのってほんと難しいんだよ。毎年歌舞伎町のホストだけで100億が動くって言うから(笑)。
100億!?そんなに!?
ちなみにキャバクラは年間50億、バーは10億って言われてる。だから「何としてでも稼いでやる」ぐらいの気概がないと生き残るのは無理だと思う。
歌舞伎町のホストだけで毎年100億が動くのは驚きです。
彼の話を追っていくと、歌舞伎町のホストクラブではヘルプ要員の「駒」として来るもの拒まず精神でキャストを雇いがちなのだそうです。
簡単に勤務開始ができるぶん、落ちぶれていくいわゆる「モブホスト」が続出するのだとか。ホストオタクさんはこう語ります。
売れたければモブ集団と決別し、先輩たちと戯れるべし。
歌舞伎町ホストに向いている人その②:顔面力に自信がある人
あと1個思ったのが、ホスホスとか見てても他の地域と比べて歌舞伎町ってビジュの良さが違うよね。やっぱり顔が良い人ほど売れる傾向とかあるの?
ああ、歌舞伎町ではそれめっちゃある(笑)。そもそもトーク力より何より顔面で売ってるようなものだもんあの街は。特に1部。顔が良ければだいたいある程度までは売れる。
1部と2部でも違う?
そうそう。1部は方言系とかアホっぽいノリはウケないけど、2部はTHE・ホストって対応よりもバーみたいなノリがウケる。特に関西人は2部向いてるんじゃないかなって思うね(笑)。あと顔面の話で言えば、整形顔が主流だなぁ。綺麗すぎるぐらいの似たような顔のホストが売れてるイメージ。
確かに宣材写真見てると「整形かな?」って思う人多いかも……!!!
端的に言えば「顔が良い」と言われたことがある人の方が、歌舞伎町には適しているのかもしれません。
確かにホストクラブのランキングを見ていると、ナンバー入りしているホストさんは顔が良い人が勢揃いしていますよね。
ミナミは顔面よりもトーク力で売れる、という話をホストオタクさんはしてくれましたが、東京ではアイドルのような顔を求めて姫様たちは訪れるのでしょう。
まとめ
歌舞伎町ホストに向いている人の特徴をまとめると「圧倒的な上昇志向を持っている人」「一度でも顔を褒められたことがある人」であるといえそうです。
朝方の歌舞伎町は日本一汚いゴミタウンと化すことから、それに耐えられるかどうかも重要とホストオタクさんは仰っていました。
どちらしろ他の繁華街とは比較できないほどの気概が必要そうなことは確かですね!
この記事が少しでもホストの卵さんたちのお役に立てれば幸いです。
もう最初からぶっちゃけて聞いちゃうけど、歌舞伎町でホストに向いてる人ってどんな人なの?