「コンカフェとガールズバーって似てる気がするけど、どう違うの?」
「もし働くとしたらどっちがいいのかな?」
「コスプレとかチェキはどっちでもできるの?」
などなど、このようなお悩みを持っている女の子は少なくないはずです。この記事を読んでいる貴方もきっと「コンカフェかガールズバーで働いてみたいけど、自分にはどっちが合ってるのかな…」と思っているのではないでしょうか?
そこでこの記事では、コンカフェとガールズバー(ガルバ)の違いを徹底解説します。ナイトワーク歴の長い筆者の体験談と現役キャストに聞いた生の声もあわせてお届けするので、最後まで読めば役に立つこと間違いなしです!
コンカフェとガールズバーの4つの違い
さっそく結論から話すと、コンカフェとガールズバーには主に以下4つの違いがあります。
- 接客方法:テーブルを回る or カウンターに着く
- 連絡先交換:無し or 有り
- 働く時間帯:昼・夕方~深夜 or 夜~朝
- コンセプト:さまざま or ないところもある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
接客方法
第一の違いは接客方法にあります。コンカフェでは基本的に各テーブルを回って談笑するのがメインですが、ガールズバーではカウンター越しの接客です。
そのため、コンカフェの求人では「ホールスタッフ」と言われたり、一方でガールズバーでは「バーテンダー」という言い方をされることが多いといえます。
話す内容は、コンカフェではオタク気質な女の子が多いのでアニメや漫画からバンドなど、サブカルチャーが多め。ガールズバーでは「可愛い女の子と話したい」や「仕事のことを忘れて雑談したい」といったお客様のニーズがあるため、お酒を飲みながら飲み友と会話するイメージです。
また、コンカフェではお店のコンセプトに応じたパフォーマンスを求められることもあります。ステージで踊ったり、あるいはお客さんの注文した料理にお絵かきをしたり、チェキを一緒に撮って落書きをしたりなどが挙げられます。
連絡先交換
2つ目の違いは「連絡先交換があるかどうか」です。これは店舗によるとしか言いようがありませんが、基本的にはコンカフェでは連絡先交換NG(ただしTwitterやInstagramであれば相互フォローOKの場合も多い)であり、ガールズバーではLINEをはじめとして連絡先交換がOKといわれています。
ただし、一部のガールズバーでは全面的に連絡先交換NGという店舗もあります。これは女の子間やお客様間のトラブルを防ぐためであり、このルールを破ると退店させられたり、罰金を払わなければいけなくなったりなどもあります。
働く時間帯
働く時間帯にも違いがあります。一般的にコンカフェは昼間から夜、遅くとも23時までとされている場合が多く、ガールズバーでは19時・20時から早朝5時までといった営業形態がメインです。
ただ、「学生だからガールズバーの時間帯だとキツいかも…」と思う必要はありません。ガールズバーでも終電上がりOKの場所も多く、無理なく働ける環境が整っています。
ガールズバーで働くときはお客さんに触られてしまうことも…
ガールズバーを卑下するわけではありませんが、カウンター越しという手の届く距離での接客、かつお客さんもキャスト側もお酒を飲みながら会話を楽しむというスタイル上、どうしてもボディタッチを受けてしまうことはあります。
中には「ほっぺにチューされたことある」という女の子も。どちらも酔いが回ってくると正しい判断がつかなくなるもの。ただ、ガールズバーもコンカフェもキャストへのお触りは絶対にNG。マナーを守らないお客さんは内勤スタッフが注意してくれるので安心してくださいね!
「ガールズバーって実際ブラックなところはあるの…?」と気になった方は下記の記事を見てみてください。現役人気ガールズバーキャストに聞いた実体験しか語っていないので、参考になること間違いなしです。
コンセプト
コンセプトが多種多様なのがコンカフェで、ある程度シンプルなのがガールズバー、ともいえます。コンカフェとは「コンセプトカフェ」の略なので、動物系・幽霊系・正統派メイド系・学園系・男装系などさまざま。
一方でガールズバーはメイドやギャルといったコンセプトがある場所もあるものの、私服勤務がOKというお店も。コンカフェもガールズバーも自分の「好き」を追求して働ける場所ではありますが、服装や髪形はガールズバーの方が緩いのではないでしょうか。
可愛い制服を着て働けるコンカフェ嬢の中でも、特に可愛い女の子たちを集めた記事はコチラです!「コンカフェもいいかも?」と迷っている女の子はぜひこの記事を読んで推しや理想を見つけてみてください。
コンカフェとガールズバーに共通した2つの仕事内容
似たようで異なるのがコンカフェとガールズバー。ですが、仕事内容はおおむね共通しています。詳しくは以下の2つです。
- ドリンク提供
- お客さんを楽しませるトーク
それぞれ解説します!
ドリンク提供
まずはドリンク提供です。ソフトドリンクやお酒は基本的に女の子が提供します。ただし、ガールズバーでは女の子はバーテンダーなので、焼酎の割りものやウイスキーの割りもの、ビールなど簡単なアルコールであれば女の子が作るのが原則です。
コンカフェでは内勤スタッフに頼んで作ってもらう、というのが一般的。女の子は基本的にお客さんを接客することに専念します。
お客さんを楽しませるトーク
仕事として最も重要と言っても過言ではないのが、お客さんを楽しませること。顔の可愛さで人気が出る子もいれば、トークの面白さ、または愛嬌の良さで売れる子もいます。
人それぞれ売り方は多種多様ですが、コンカフェに来るお客さんもガールズバーに来るお客さんも、自分の「推し」とコミュニケーションを取りたい場合がほとんど。
黙っているだけだとどんな子か分からないので、最低限のトーク力は必要になることは間違いないでしょう。
ちなみに、トークが苦手だけどコンカフェやガールズバーで働いてみたい…という子も大丈夫です。下記の記事でコッソリ「推しにしてもらうコツ」を解説しているので、あわせてご覧くださいね。
どんな子が働くのに向いているの?
それでは、コンカフェとガールズバーに向いている子の特徴をそれぞれ簡単にまとめます。この記事をここまで読んでどこで働こうか考えている方は、ぜひ参考にしてください。
コンカフェに向いている子の特徴
コンカフェに向いている子は以下のような特徴があります。必ずしも「これがマスト!」ではありませんが、傾向として掴んでおくと良いでしょう。
- アニメのような服装で働きたい子
- お店のコンセプトを重要視する子
- アイドルのように働きたい子
- お酒が好きな子
ガールズバーに向いている子の特徴
続いて、ガールズバーに向いている子の特徴はこちらです。「水商売」「夜職」という色が強くなるので、どんなお客様に対しても平等に接することができるのがポイントかもしれません。
- 連絡先を交換するのに抵抗がない子
- 深夜も働きたい子
- トークで人を楽しませるのが好きな子
- お酒が好きな子
コンカフェとガールズバー両方で働く現役キャストの生の声
この章では、実際に現在コンカフェとガールズバー両方で働いている人気キャストさんにインタビューした生の声を紹介します。それぞれの良いところと悪いところを赤裸々に語ってもらったので、ぜひ参考にしてくださいね!
まずはコンカフェの良いところからなんだけど、働いてる側からしたら良いところは「コンセプトがしっかりしてる」「キャストドリンクが出やすい」「ドリンクバックが高い」ところかな!
お店にもよるだろうけど確かにそれは強みだよね。やっぱりコンセプトがあると「キャスト」っていう役に入り込めるのも魅力なのかな。
そうそう!あと、可愛い子が多いからほんとに目の保養。チェキ撮れるからお客さんとの思い出にもなるし、推してもらいやすい!あと「ご飯が食べれる」のも個人的に嬉しい、お酒飲むから笑
オムライスとか焼きそばとかあるよね!確かにお客さんのやつ、つまみ食いしてる子とかよく見るかも笑
逆にコンカフェの悪いところはやっぱり「連絡先交換ができない」とか「遅刻と当欠(当日欠勤)が多い」とこかな…。真面目に働いてるとどうしても気になる。
逆にガールズバーはどんな感じなの?
「時給が高い」「ノリが良い子が多い」「指名できる」、この3つが一番ポイントかな!あと酒弱い子だとダミードリンク(お酒に見せかけたソフトドリンクのこと)出たりするからそれも嬉しいかもね。
夜職やるなら絶対お金は一番大事だよねえ。ガールズバーだったらビジュアルよりも余計にトークメインだからノリの良さは必須よね。
あとはガルバの悪いところとしては「めんどくさいお客さん多め」なのと「キャスドリ(キャストドリンク)貰えない時がある」「ドリンクバックが安い」ことだなぁ…。なんだかんだケチな人多いかもしれない笑。
まあ店とか立地にもよるだろうけど、私が働いてたところでもドリンクバックそんなに高くなかった記憶。
ちなみに話題に上がっていた「バックの安さ」についてですが、コンカフェとガールズバーはどちらが稼げるのか、については以下の記事をご覧ください!
2つの違いを理解して、自分に合った方を選ぼう!
この記事ではコンカフェとガールズバーの違いを解説しました。一言で違いを表すとすれば「仕事内容やコンセプト」にあります。
また、働いている女の子もコンカフェではアニメのような見た目の子が多い一方、ガールズバーでは清楚めだったりギャルめだったりといった子が多いという特徴もあります。
自分の希望や条件に合った職場はさまざま。ぜひこの記事を参考にして、コンカフェ・ガールズバーの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。