太客を掴まえる天賦の才能!|1ヶ月に1億円を売り上げる黒咲サリーさんの魅力とは?

黒咲サリーさんは元六本木の「67(ロクナナ)」、現在六本木の「FABRIC LOUNGE TOKYO」に勤める人気キャバ嬢です。黒咲サリーさんは太客を掴まえる才能に長けており、その才能を遺憾なく発揮したことで月商1億超えも達成しています。しかし黒咲サリーさんの活躍の背景には、その才能ゆえの苦悩がありました。今回は人気キャバ嬢黒咲サリーさんをご紹介していきます。

※この記事は2022.6に書かれたものです。

黒咲サリーさんの経歴

源氏名:黒咲サリー
出身地:神奈川県

黒咲サリーさんは、18歳のときに地元の横浜でキャバ嬢としてのキャリアをスタートしました。20歳になる直前で歌舞伎町のアジアンクラブ、21歳でレヴューへと移籍。レビューでは1ヶ月に売上1億円を記録するなど、当時の歴代記録を塗り替えます

しかし人気絶頂のなか、22歳になる目前でキャバクラから引退。これは黒咲サリーさんがもともと20代前半でキャバ嬢を辞めると決めていたことが理由です。黒咲サリーさんは若いうちであれば新しい世界に飛び込んで失敗したとしても、戻ってこれると考えていました。キャバクラだけでなくいろいろな世界を知っておきたいという思いがあったのでしょう。

夜の世界から飛び出した黒咲サリーさんは、自身で立ち上げた会社でドレスの訪問販売を始めます。キャバクラ店の営業中や営業後に直接ラックを持っていき、実際に手にとって買ってもらう方法で売上を獲得するのですが、また夜の世界へ気持ちが向いていくのです。そして2019年12月にキャバ嬢として復帰。背景には別れたいけれど別れられない彼氏がおり、心機一転気持ちを切り替えたかったことやお世話になっていた社長さんからの「君は表に立つ方が向いている」という言葉がありました。キャバクラ復帰後は「舞人」、六本木の「67」を経て「FABRIC LOUNGE TOKYO」で働いています。

昼職ではドレスの販売を経験

黒咲サリーさんは一度キャバクラから引退し、昼職を経験しています。昼職では自ら立ち上げた訪問ドレス販売事業を行なっていました。キャバクラ店に営業をかけドレス販売の契約を結び、営業時間や営業後に売りにいくスタイルです。

黒咲サリーさんはインターネットを使えば何でも簡単に手に入る時代だからこそ、直接手にとって買うことができる安心感を大切だと考えました。またインターネットで購入すると、イメージが違ったりお直しのためにお店に持ち込む手間があります。

黒咲サリーさんが手がけていたドレス販売は、丈のサイズをその場で測り一週間後には購入者の手元に届く方法を採用していました。黒咲サリーさんは一度キャバ嬢を経験していたからこそ、そのような手間や煩わしさを理解していたのでしょう。しかし昼職を続けていくなかでまたキャバクラへの情熱が再燃しはじめます。

黒咲サリーさんがキャバクラに復帰したのは彼氏が理由!?

2019年12月、黒咲サリーさんはキャバクラの世界へ復帰します。1つ目の理由は当時交際していた彼氏と別れたくても別れられない状況が続いており、心機一転したかったこと。もう1つはお世話になっていた社長さんから「君は表に立つ仕事が向いている」と言われ続けていたことです。

黒咲サリーさんは裏方として働くのが好きだと語っています。昼職でドレス販売を行なっていたことからも納得できるでしょう。しかし、周囲の後押しもあり需要のあるうちは表に立って頑張ろうと決断しキャバクラへ復帰。六本木のキャバクラ「舞人」で再びキャバ嬢としての道を歩みはじめます。

黒咲サリーさんがキャバ嬢として成り上がったのは太客のおかげ?

黒咲サリーさんがキャバ嬢として知名度をあげた背景には、太客を掴んだことがありました。太客とは太っ腹な客の略であり、ホストクラブやキャバクラ店でたくさんのお金を使うお客さんのことです。黒咲サリーさんは太客を獲得する力に長けていました。

20歳でアジアンクラブで働いていた際には、はじめの1ヶ月間はお茶を引いていたもののある日突然太客を掴みます。誕生日には1200万円のロマネコンティが下りたり、普通に日にも関わらずアルマンド3本入れて飲み比べをしたりするようなお客さんでした。

次のお店のレヴューではアジアンクラブのお客さんがいないながらも太客を掴み、”良い家が買えるくらいのお金”を使ってもらいます。そのような太客が何人かいたこともあり、1ヶ月で億越えを達成することもあったのです。しかし活躍の裏で黒咲サリーさんは悩んでいました。それは自分のウリがわからなかったからです。

太客を抱えるのは楽じゃない

黒咲サリーさんはキャバ嬢をはじめて間もない頃から、太客を掴むことに長けていたぶん下積みの少なさをコンプレックスに感じていました。キャバ嬢にはお客さんからお金を引っ張ってくるためのテクニックやスキルが必要とされています。

担当にどうしたらもっと売れるのかと尋ねてもそのままでいいとしか言われず、いまだに運よくお客さんがつく理由がわからずにいるのです。一方で太客を抱える大変さを黒咲エリーさんは誰よりもよく理解しているでしょう。

お金を使ってくれるということはそれだけそのお客さんに尽くさなければいけません。歌舞伎町時代はお客さんの電話で起きて、お客さんの電話で寝るようなハードな日々を過ごします。お客さんによってはアフターを禁止される方もいます。

こっそり別のお客さんとアフターに行っても深夜にふらふらになりながら、アフター先のトイレで「今から寝るね」と連絡することもあり、太客を持つキャバ嬢の大変さがよくわかるでしょう。

店内でも他のお客さんの席につくこともままなりません。新しいお客さんを掴むためにフリーの席につくこともできない日々は、黒咲サリーさんにとって大変なストレスでした。太客を抱えているということは、このお客さんが離れてしまえばキャバ嬢としての地位にも大きな影響が出ます。しかしいつかは決着をつける必要がありますから、安心してキャバ嬢として働くことは難しいでしょう。そのなかでお金よりも大切なものは何かに気づき、最初の引退を決意したのはこのタイミングでした。

”自分の弱みを知っていること”の強さ

黒咲サリーさんは復帰のタイミングで自分の強みとは何かを考えました。じわじわと人気を獲得していくキャバ嬢は下積み時代の土台があるけれど、自分にはない。

そして圧倒的なルックスを誇っている、トークがうまい、愛嬌があるなどキャバ嬢が持ち合わせているような武器も持っていない。黒咲サリーさんは自分には大きな欠点こそないけれど、武器になるようなものがないと分析しています。

ただ一つ言えるのは、自分は面白い人間ではないことを自覚している、ということです。キャバ嬢をはじめて間もない頃から、「話は面白くないけれど一生懸命なところがいい」「一生懸命だから指名している」と言われながら働いており、武器のなさも相まって早々に自身の才能は何かという問いに向き合ってきました。

だからこそ、そのなかでお客さんを楽しませるには一生懸命向き合い、絶対に手を抜かない接客ができるのです。たくさんのお客さんと接客しながら多忙な日々が続くと、気持ちが乗らない日もあるでしょう。

そうした状況においてもお客さんの話をよく聞き、自分の想いを伝え、全力で何事もこなす。この積み重ねこそが太客を引き寄せる一つの要因であることに違いありません。

黒咲サリーさんが今後目指す場所

キャバ嬢として復帰してから、黒咲サリーさんはもう一度自分の限界に挑戦したいと考えるようになります。いつも全力でお客さんと向き合ってきたからこそ、アジアンクラブでもレヴューでも過去の自分を超えてきたのです。

そうやって過去の自分を更新する体験をもう一回してみたいというのが、黒咲サリーさんの今後目指していく場所です。その場所として選んだのが六本木の新店「67」

あえて知名度が高くない新店を選んだのは、黒咲サリーさんの過去へ対する挑戦状とも見てとれます。新店ということもありフリーのお客さんも少なく、自分のお客さんを獲得するまでには時間が必要となるでしょう。

しかし黒咲サリーさんは素敵な女の子やスタッフが揃っている「67」であれば、必然的に大きくなっていくことを確信しています。黒咲サリーさんのように一生懸命向き合っていればお客さんの満足度も上がり、お客さんがお客さんを呼ぶ好循環になるはずです。「67」を人気店に押し上げる大役を担う黒咲サリーさんは、自身の理想も追い求めながらさらなる飛躍を遂げるに違いありません。

黒咲サリーさんのSNS情報

最後に黒咲サリーさんのSNS情報をご紹介します。

Instagramのフォロワーは4.1万人超え!

黒咲サリーさんのInstagramのフォロワーは2021年5月時点で3.8万人です。画像の多くは美しく着飾った黒咲サリーさんが中心で、プライベートなものは少なめとなっています。

Twitterのフォロワーは約2.9万人

黒咲サリーさんのTwitterのフォロワーは2021年5月時点で約2.8万人です。更新頻度は数ヶ月に一度とあまり高くはありません。内容は黒咲サリーさんご自身の画像や、気ままに思ったことを投稿しているようです。

まとめ

黒咲サリーさんはキャバ嬢のなかでも太客を掴む才能に長け、その才能をもって知名度を上げてきました。しかし太客を抱えるキャバ嬢の苦労があったり自身の下積み経験にコンプレックスを抱えていたりするのも事実です。引退後に昼職を経て再びキャバ嬢としてのキャリアをスタートしたばかりの黒咲サリーさんは、持ち前の一生懸命さでこれからも多くのお客さんの心を掴んでいくでしょう。